心ない飼い主さんが飼育を放棄する "軽い気持ち" が... 魚釣りや自然界では "大きな問題" となっています。 名古屋市は17日、名古屋城(名古屋市中区)の外堀で、目撃が相次いでいた外来肉食魚「アリゲーターガー」1匹をついに捕獲成功と、発表した。外堀では計2匹が確認されており、今後も残る1匹の捕獲を試みる。 名古屋市によると、捕獲したガーは体長約1・4メートル、体重30キロ以上。市が15日に外堀でわなの置き針を仕掛けており、17日午後5時半ごろ、1匹が生きたままわなにかかっているのを確認した。今後、どう取り扱うかは調整中という。  外堀のガーは2009年に初めて目撃された。市は2匹を確認し、ボランティアと協力して捕獲に挑んできた。昨年12月からは市職員が毎日、双眼鏡を使って外堀を巡視していた。今年は市民が4月8日に初めて目撃。この情報を受け、市は4月に刺し網を2回設置したが捕獲できなかった。  ガーは北米原産。生態系への影響が懸念されており、環境省は特定外来生物に指定する方針だ。(佐藤英彬、諸星晃一)

TAG