「キャンプ」で絶対覚えておきたいロープワーク!!!!!
キャンプに欠かせないロープワークですが、イザとなると思い出せない、スマホで動画見ながらじゃないとできない、そんな人がほとんどではないでしょうか。それもそのはず、ロープワークは複雑で種類も多く「とても覚えられない」からです。ガーデニングや釣りなどで日常的に反復使用すれば、いわゆる「手が覚える」状態になりますが、アタマで記憶しようとしても覚えるのは困難なのです。 そこで、簡単でほとんど覚える必要のないロープワークでありながらテクニックとしても幅広く役立つ「プルージック」をご紹介したいと思います。このプルージックはたとえば樹木間にロープを張ったリッジライン上にタープを固定するときや、テント・タープ・ポール等を固定するために斜めに張ったガイライン上にランタンをぶら下げたりとさまざまなシーンに応用できるテクニックです。 荷重がかかればロック、荷重を抜けば自在に動く「プルージック」 プルージックは、プルージックコードという1本の閉じた円環を既設のラインに巻きつけて使用するロープワークです。この巻きつけたプルージックコードは荷重がかかるとフリクションが発生しロックがかかりますが、荷重が抜けるとスルスルと自由にライン上を移動させることができます。またプルージックは荷重が大きいほど強いフリクションがかかるため、数キロもの重量があるザックを地面に直置きしたくないときなどにもリッジライン上にフックポイントを作りぶら下げることができます。 プルージックがほとんど覚える必要がないのは、事前にプルージックコードを作っておけばよいからです。単なる輪っかですのでもちろん現地でも簡単に作れますが、事前に用意しておくといいでしょう。ラインに巻き付けて使用するだけですのでとても簡単なのです。